投資のためというわけではなく、好きでテック系・サイエンス系のニュースよく読んでいる、わたくし🥼。
ちなみに、読んで全てを理解できているわけではない。が、好きで読んじゃう~。
そんなわたくし🥼が時々記事を読んでいるサイトがありましてね。そのサイトがどう運営されているのか興味を持ち、ちょっと調べてみたところ、驚愕の事実が判明。
「こ、個人が運営しているだとっ!!?」
そのサイト、「記事の内容」と「更新頻度」が個人の域を超えてるサイトなんです。
「どうやってんだこれ?」と疑問に思い、Geminiに質問。
すると、「おそらく、可能な限りAI等を駆使して収集・要約・整理を自動化しているはずです」という回答が。
その回答を得て、わたくし🥼、「自分専用のニューススタンド」もAIで作れんじゃ?と。
というわけで、実行に移してみました。
試行錯誤(というほどではないですが)の末、海外の半導体や最新テック系の情報を自動で集約・要約し、Google スプレッドシートに蓄積する仕組みの構築に成功。
ということで、今回は、自分専用ニューススタンドの構築プロセス等々をお届けいたします。
1. 「メール通知」と「スプレッドシート蓄積」 どっちのスタイルを選ぶ?
ニューススタンド構築にあたり、2つの運用スタイルが候補として上がりました。
一つは「メールで自分に通知する」もの、そしてもう一つは「スプレッドシートに蓄積する」もの。
検討の結果、今後何かで使える機会があるかもと思い、ストック型であるスプレッドシートスタイルを採用。
| 方式 | メリット | デメリット | 評価 |
| フロー型(メール通知) | リアルタイムで気づける | 埋もれやすく、後から検索・比較・分析がしにくい | △ |
| ストック型(スプレッドシート) | データとして蓄積され、分類・検索・AI再処理(二次活用)が可能 | 自発的に見に行く必要がある | 〇(採用) |
半導体やテック業界に限らず、「市場のトレンド」「技術の変遷」「企業の比較」等を後から過去データとして振り返りたい分野では、データベース化できるスプレッドシート蓄積スタイルが後々役立つ可能性がありますね。
2. 自分専用AIニューススタンドの全体構成と「割り切り」
ターゲットは、英語で発信される海外の半導体・テック系Webサイト(TechCrunch等)。今は海外サイトを開いても、基本的に自動で翻訳したものを見ることができるので、ほぼ苦労はないのですが、せっかく自動でニュースを収集するならグローバルにいきたいなと。ニューススタンドのざっくりとした仕組み・流れは下記。
[自動化可能な海外テックサイト (RSS等)]
│
▼ (Google Apps Script等)
[Google Drive / スプレッドシート]
│
▼ (Gemini API)
[自動要約 & 投資視点抽出 & データベース化]
すべてのサイトが自動化できるわけではない!
実際に気になるサイトのRSSを片っ端から登録して、テストを行ったのですが、壁が出現。わたくし🥼が定期的に覗いている市場調査で有名なTrendForce(トレンドフォース)などの一部サイトは、セキュリティやサイト構造の関係なのか、RSS取得や自動収集がうまく機能せず。
高度な手段を用いて自動化することも一瞬考えましたが、もともとななめ読み程度の目的でニューススタンドを作成することにしていたので、「自動で取れるサイトだけを対象」にしました。割り切りですね。TrendForce等のどうしても見たいサイトは、これまで通り自分で直接見に行くことに。
わたくし🥼、のめり込むと手段と目的が入れ替わりがちな性分なので、割り切り大事!
3. 単なる要約から一歩踏み込んだ形で出力!
スプレッドシートには、単純な翻訳・要約でGeminiに出力してもらう形をとらず、「日本の半導体・テック投資家向けに解説」する形にしてみました。
Geminiへのプロンプト(ざっくり版)
以下の英文記事を読み込み、日本のテック・半導体投資家向けに次のフォーマットで出力してください。
- 💡 3行まとめ
- 🔍 投資家視点の解説
- 💊 薬剤師視点のユーモアある比喩
【実際のGemini出力例】スプレッドシートに蓄積されたデータ
実際にTechCrunchのニュースを読み込ませた際のスプレッドシートの出力結果がこちらです。
【タイトル】 Nvidia partners with data center developer Cloverleaf
【URL】 https://techcrunch.com/2026/08/21/nvidia-partners-with-data-center-developer-cloverleaf/
【要約・分析】
海外テックニュースの解説をお届けします。
💡 3行まとめ
- Nvidiaがデータセンター開発企業「Cloverleaf」との新たな提携・資金投入を発表。
- AI特需で得た巨額の利益を、自社製品(GPU)の「設置先となるインフラ建設」へ直接再投資。
- 電力・用地不足というAI業界最大のボトルネックを自ら解消し、需要を持続させるエコシステム構築を強化。
🔍 投資家視点の解説
- 「GPU不足」から「データセンター(インフラ)不足」へのボトルネックシフト
現在のAI市場において、最大の制約はGPUの生産量そのものから、「データセンターを建てるための土地・電力・冷却設備」の不足へとシフトしています。NvidiaがCloverleafのような開発会社に資金を流し込む背景には、自社製品を買い支える顧客側(クラウド事業者等)のインフラ拡張ペースを維持・加速させたいという明確な意図があります。
- 資本効率と「フライホイール(好循環)効果」の創出
Nvidiaは「GPUを売って得た潤沢なフリーキャッシュフロー(FCF)」を、「GPUが稼働する場所」へと再投資する強力なフライホイールを回しています。単なる半導体設計(Fabless)企業にとどまらず、AI社会の基盤全体をコントロールする「インフラプロバイダー」としての支配力を高めており、中長期的な売上ビジビリティ(視認性)を高めるポジティブな材料です。
- 投資家が注視すべきリスク
この「自ら需要の受け皿を作る」戦略は業績を拡大させる一方で、市場からは「ラウンドトリップ取引(自ら資金を出して自社製品を買わせる自作自演)」のような循環構造とみなされるリスクも孕んでいます。資金提供先の実質的な稼働率や、過剰投資(CapEx)への転換点には引き続き警戒が必要です。
💊 薬剤師視点のユーモアある比喩
「超強力なプロテイン(GPU)を売って大儲けした製薬会社が、患者がそれを大量消費できるように自費で巨大なトレーニングジム(データセンター)まで建設し始めたような状態です。」
こんな感じのまとめが、毎朝スプレッドシートに蓄積されるようになりました。わざわざ自分で収集する必要がないので楽!
※なお、要約・分析に出てくる個別企業や見通しはAIが記事から抽出した一例であり、特定の投資や銘柄を推奨するものではありません。
4. 【最重要運用ルール】要約・分析はハルシネーション前提で読む
このニューススタンドを運用する上で、重要なルールがありまして。
それは「AIの要約・分析AIはハルシネーション(嘘や誤解)前提で読む」です。
今回構築したこの仕組みは、あくまで「トレンドやトピックなどを広い視点でキャッチするための網」として運用しています。気になる要約・分析があれば元の記事に戻って読みます。その記事に一次情報があればさらに遡る感じですね。
この運用におけるAIのメインの役割は「情報の要約・分析」ではなく、「網を張って材料を集めてもらう情報屋」。現状、ニューススタンドにおいては、このスタンスがベストだと個人的に思っております。
5. AIで好きな分野の「定置網漁」を
「高品質なサイトの裏にAI自動化あり」というGeminiの回答から始まったAIニューススタンドの構築。
手間なく、好きな半導体・テック系の最新動向を、幅広く収集・チェックできるようになったのは大きな収穫。ちなみに、毎日平均10前後のニュースを自動収集してくれているのですが、全て読んでいない日もあります。
このくらいのゆるいスタンスで運用するのが良いかなと(笑)。
ご興味があれば是非「AIニューススタンド」試してみてください。
Google Workspaceを導入検討してみたい方へ。
Google Workspaceは14日間の試用期間があります。たぶん。わたくしの時はありました。
その試用期間で今後も継続したいと思った方!
Google Workspaceを初年度10%割引で使用することができます。
下記のリンク経由でサインアップすると、10%割引で利用できるはずです。
※こちらのリンクは紹介プログラムを利用しています。お得に始めたい方は是非。
ちなみに、わたくしの契約しているプランは「Business Standard」で、通常月額は1600円です。